先日、東京ビッグサイトで開催された「第7回 歎異抄大學」に参加してきました!
今年のテーマは、「歎異抄万博」。その名のとおり、700年の時を超えて日本、そして世界中へと広がる歎異抄の魅力を体感できる、まさに万博のようなイベントでした。
会場はスタート直後からものすごい熱気に包まれていました。その盛り上がりを私、真野さとしがリポートします!
エリアA:はじまりと世界へのひろがり

まず訪れたのは「はじまり」のエリア。
ここでは、歎異抄が書かれた700年前の原典(復刻版)が展示されていました。
歴史の重みを感じる書物を前に、「これが全ての始まりなんだ」と、背筋が伸びる思いでした。
そして、何よりも目を引いたのが「歎異抄、世界へ」のコーナーです。
英語、ポルトガル語、中国語、スペイン語、ドイツ語……世界各国の言語に翻訳された『歎異抄をひらく』の本がズラリ!

国によって表紙のデザインも様々で、富士山や桜が描かれたものなど、その国ならではの感性で歎異抄が受け入れられている様子が伝わってきます。歎異抄が、これほど世界中の人々の心に響いているという事実に、改めて感動を覚えました。
エリアB:現代と「つながる」多彩なエンターテインメント

次に訪れたのは「つながり」のエリア。ここでは、本だけでなく、映画やYouTubeといった現代的なエンターテインメントを通して歎異抄に親しむブースが人気を集めていました。
特に盛況だったのが、YouTubeの人気哲学エンターテインメントドラマ『ケモノガタリ』のブースです。今回は「人生の謎をひもとく和洋館」をテーマに、ミステリーハウスのような凝った作りになっていて、訪れる人を楽しませていました。
ブース内の「哲学ロード」では、「価値を決めるのは見た目か、それとも?」といった気になる問いが投げかけられ、参加者同士が自然と語り合えるようになっていました。
さらに、「哲学カード」というゲームを使えば、「逆境でもへこたれない理由は?」といったテーマで語り合うことができます。普段は口にしないような本音も聞けました。
初対面の人とも深い話で盛り上がる、素晴らしいコミュニケーションツールだと感じました!
もちろん、Tシャツやマグカップなどのオリジナルグッズも大人気。思わず欲しくなってしまう、おしゃれなアイテムばかりでした。
エリアC:世界が語る歎異抄!感動の国際交流

そして、今回の「万博」というテーマを最も象徴していたのが「ひろがり」エリアの「世界が語る『歎異抄』〜国際交流館〜」です。
会場には、この日のために世界中から来場された方々がたくさん!直接お話を聞くことができました。
- イギリスからの参加者
「東京の大学に留学した時に歎異抄と出会いました。歎異抄には、本当の人間の姿が教えられています。『もっと善い行いをしたい』と、生き方が変わるきっかけになりました」 - メキシコからの参加者
「コーチングの仕事をする中で、自分自身の不安を解決する答えを探してネットで歎異抄に出会いました。歎異抄に触れて、心にあった不安が喜びに変わり、人生が開けました。この教えを世界中に広めていきたいです」 - ベトナムと日本の国際カップル
なんと、お二人は歎異抄がきっかけで結婚されたとのこと!仏教を学ぶ中で出会い、ともに歎異抄の教えに感銘を受けたことが、お二人を結びつけたそうです。末永くお幸せに!
国や文化は違えど、「なぜ生きるのか」という問いに真剣に向き合い、歎異抄の中に光を見いだした方々の言葉に、胸が熱くなりました。
迫力満点の生アフレコ
今回は映画『親鸞 人生の目的』の制作プロデューサー・追分史朗さん、盗賊の親分だった四郎役の小山剛志さんが登壇し、制作エピソードについてお話しくださいました。
そのあと、小山さんの会場全体に響きわたる、迫力満点の生アフレコが、聴衆を魅了しました。
映画の中でも感動するシーンの一つでしたので、涙を流す人もいました。
ベストセラー『歎異抄ってなんだろう』の著者によるご講演!

「人生の目的は『歎異抄』に」という演題で、高森光晴先生による特別講演が開催されました。
高森光晴先生はベストセラー『歎異抄ってなんだろう』の著者です。当日は用意されていた席を超える人々が押し寄せ、急遽席が追加されました。
人生の目的は何か。
私とは何か。
歎異抄とは何か。
歎異抄に人生の目的はどのように書かれているのか。
訪れた老若男女、すべての人に分かりやすく、丁寧な語り口調で、講演が進みました。
時折ユーモアを交えつつも、人生の本質に迫る内容に、真剣に聞かずにおれませんでした。
歎異抄の魅力にまた一つ引き込まれた1日となりました。
次回は京都みやこめっせ!
会場では、学びだけでなく、スタンプラリーや世界の味が楽しめるキッチンカー(ベトナムのバインミー、台湾のルーローハン、チェコのスイーツ「トルデルニーク」など)も大人気!
歎異抄という一つの書物から、これほど豊かで多様な世界が広がっていることに驚かされました。自分の生き方を見つめ直し、世界中の人々と心でつながる喜びを感じられるこのイベント。
次回は10月5日(日)、親鸞聖人の故郷である京都・みやこめっせでの開催です。
ぜひまた皆さんも足を運ばれて、歎異抄の魅力をご堪能ください。
